お金の価値とは何かをよく考える。なぜかといえば、自分の人生を生きる上で避けては通れない問題だからだ。なぜ自分の人生を生きるときにこのことが問題になるのかはいずれこのサイトのコンテンツの中で触れることになると思うが、今日はそれとは別にお金について考えていることを書いてみたい。
1.お金って本当は何か?
お金は生活するのに必要なものだと感じるし、お金を貰えるととてもうれしく感じる。それってどうしてだろうか?本当に生活するのにお金は必要なのか?なぜお金を貰えると嬉しくなるのだろうか?
実は、生活するのにお金はそんなに重要ではないことをある本から学んだ。その本はジェームス・スキナーさんが書かれた「お金の科学」という本からだと思う。(もしかしたら、おまけでついてきた動画だったかもしれない。)
詳しくはこの本を手にとって読んでもらいたいが、そこでは実はお金とは単なるものでしかないと書かれている。お金がなくても生活している人はいるとも書かれている。実はこれは、いろいろなところで書かれている内容のことだ。つまり、自分を売り込むこと、自分を顧客の懐に潜り込ませることでお金を得ずに生活することができる。はたまたお金を手に入れることができる。つまり、お金とはそのようなものであるということである。生活するための一つの手段ではあるが、マストではないのだ。
では、なぜお金というものがあるのかといえば、価値を標準化してその取引をしやすいようにしたものがお金である。簡単にいえば、物々交換の延長でそれがルール化されたに過ぎない。であれば、価値を提供した時にお金をもらうのかものをもらうのかが変わるだけで、生活自体に困るわけではない。大事なことはお金ではなく、自分が何を提供できるかということと報酬として何を受け取るかということである。
このことからお金とは価値と等価である。
2.お金には2種類あることを知っているだろうか?
さて、お金には2種類あることをご存知だろうか?1つは、止まっているお金。1つは動いているお金。経済は動いているお金で回っている。しかし、個人が得たお金は手に入れた時点では止まっているお金である。
止まっているお金の代表的なものに、給与などで得たお金や宝くじで得たお金などがある。これは入ってくるはくるが、それから何も生み出さないものである。動いているお金の代表的なものに投資がある。株なりに投資すればそれがお金を生み出すし、FXなどでお金をふくらませることができる。
これを理解していないと宝くじ等で大きなお金を得るとどうしても大きな気持ちになり無計画にお金を使ってしまうことになる。すると止まっているために、それ以上そこからお金が生じることがないので、必然的にお金がなくなっていくということになる。
3.本当のお金持ちとはどういう人たちを指すのか
物質的なことだけでいえばお金持ちといえば、お金を持っている人ということができるかもしれないが、ここで言いたいことはそうではない。
どのような状況からでもお金を生み出せる人。また、お金をうまく使ってお金を増やすことができる人。お金の本質を理解して、お金を得ることができる。それがお金持ちなのではないかと思う。
さらに言えば、お金を価値であると理解しているのであれば、自分が価値を提供できる人を大事にするという意味でお金ではなく人とのつながりを大事にする人それが本当のお金持ちなのではないだろうか。お金などなくても周りに助けてくれる人が多くいればその人は生活できなくなることはないだろう。究極を言えばどんな状況でも生きていくことができる人がお金持ちなのではないだろうか。
あなたはどのように感じますか?