シンプルなことは美しいと思いませんか?なぜなら、理解しやすいですし間違うことが少ないですし。
僕は仕事としてシステムを作っていますが、シンプルなのと複雑なのならシンプルのほうが間違いが少ないです。そこで今日は、複雑系とシンプル系の関係を考えてみたいと思います。
実は、世の中のことは大体そうだと思うのですが、突き詰めていくととてもシンプルになるんです。例えば人間の体をとって考えてみると、一つ一つの細胞はシンプルですよね。細胞膜があって核があってミトコンドリアがいてなど。それが組み合わさっていくといろいろな臓器になります。血管や胃や肝臓や脳。複雑な器官が作られるわけです。それが組み合わさって1人の人になります。シンプルな形ですよね。人間たちが組織を作りますよね。これは結構複雑だと思います。いろいろと問題が起きたり、問題を解決したり。そして、社会ができる。僕はシンプルだと思います。
このように、シンプルと複雑が入り混じっているんです。これは人間の体だけではないと思います。いろいろな切り口で見れば、ここはシンプルだけどもう少し引いてみると複雑。だけど、もっと引いてみるとシンプル。
このように考えるともしかしたら、人生もこれに似たような感じなのではないかと思うのです。問題が起こって悩んだり、悲しいことがあって悲しんだり。でもこの人生で起こってくる様々なことって実はその時にはわからないけど、後々考えていくと自分の成長につながっていくための一つの要素なのだとわかる時がくる。複雑な中にいれば複雑としか感じないことも少し距離を起き見てみると実はすごくシンプルで、明確で、そこには何かしら温かいものが存在すると思うのです。
これは、ひとつの漠然とした考えでしかありませんが、僕はこの考え方は世の中を変えるだけの力があるような気がします。シンプルであることはわかりやすく力強い。それを知ったその日から人生を大きく変える力を持っていると思うのです。
あなたは、どのように感じますか?