お金持ちとは本当は何か

僕はお金持ちにとても興味があります。お金持ちの意味を追求したいと常々思っています。そのため、お金に関する本も何冊か読んできています。その中でも面白かったのが、ジェームス・スキナーさんの書かれた「お金の科学」です。僕は図解版を読んだのですが、考え方が思ったよりもぶっ飛んでいました。お金の科学ってどんなものをイメージしますか?僕はお金をどのように稼ぐかとかそういったことかとも思っていたのですが、予想に反していました。

この本で僕が得られたことは、お金ってただのものであるという当然のこと。そしてお金が存在していることはそこにみんなが共通の価値を持っているからということ。かといって生きていくのに本当にお金が必要かといえばそうではないということでした。

ん?待てよ。じゃあお金持ちってなんだ?ということになったんです。

僕の中での解釈は、「お金持ちはお金を持っている人ではない。お金を作り出せる人なんだ。たとえお金がなくなっても1からお金を作り出せる人。それがお金持ち。」と思えるようになったのです。実際にその本にはお金がなくても生活出来ている人の例が載っていました。その人はたまたま運が良かったのかもしれませんが、その運も引き寄せることができるような人間性を養う必要があるし、その人間性を持っている人を本当の意味でのお金持ちであるのではないかと思えるようになったのです。

だから、全部を否定はしませんが、本当のお金持ちの人はお金の使い方を本当に知っているんだろうなと思えるのです。お金をじゃんじゃん使っていたり、豪邸に住んでいる人が本当にお金持ちかといえば僕にとっては少し疑問に思える部分があります。

例えば、経済が破綻した時に生き残っていける人がお金持ちだと思うのですが、そのような人が何人いるのだろうかと少し思ってしまうのです。そうなった時に生きていけるだけの人間性を養いたい。それが僕の目標ですし、そうなった時に少しでも多くの人といろいろ分ち合って自分だけではなくみんなで生きていけるようになりたい。そんな人間になりたいとおもうのです。

あなたは、どのように感じますか?