昔から「今日できること、今日やるべきことは今日やること」と言われていました。個人的に本当のところは理解できていなかったんです。大人になってその理由がわかるようになったので、ここでその理由を書いてみたいと思います。
実は、当たり前のことですから少し恥ずかしいのですが。
1.今日やることはどのように決まるのか
今日やることはどのように決まるのでしょうか?これは、自分が将来どうなりたいのかというところから決まってくるのです。長期目標、その長期目標を達成するための中期目標、中期目標を達成するための短期目標と目標が決まってきます。そして、短期目標が決まれば、それに向かって何をしていくかを1ヶ月、1週間、1日と作業項目が決まっていくのです。これは、プロジェクトを進めていくうえでも大事なことで、どこでも行われていることです。
このように1日のやることリストはできるのです。
2.今日やることができないとどうなるのか
今日やることがどのように決められるかを考えると今日やることができなかった場合の問題点が見えてきます。
つまり、今日やれなければ、明日やらなければいけません。ということは翌日は前日分のやることができてくるわけですから目標に達成することが難しくなるわけです。通常のプロジェクトであれば、そのリスクも込で計画を立てますし、遅れそうならば、再計画や人を投入したりします。しかし、個人的なことでは自分一人で行わなければいけないのですから、今日やることができなかった場合のリスクは大変大きいということがわかります。
3.まとめ
目標を達成するには今日やることはやはり今日やらなければなかなか達成が難しくなりそうです。達成できたとしてもどんどん後に伸びていきます。先延ばしにすると自分のほしい結果も先延ばしになるということですね。
昔理解できなかったことが大人になってようやく理解できたということになります。仕事を通して感じたことや本で学んで感じたこと、そして子供の成長を見て感じたことを総合するとこのように考えるに至りました。
みなさんも将来こうなりたいなという思いがあると思いますが、その思いをベースにしていろいろやることを考えてみてはいかがでしょうか?