組織を構成するのは当然のことながら個人となります。もちろん、個人がある塊でまとめてグループとすることもありますが、グループは小さな組織と考えると、この考え方を適用できます。
組織は大きくなればなるほどなかなか動きが取りづらくなるのは、組織としての行動の方針を個人に伝えるのが難しく、伝達速度も遅くなり、正確性も少し落ちるためと考えられます。そのため、情報を正確に伝えることや管理をしやすくするためにグループ化を行い、より機能しやすくするわけですが、そのグループをまとめる人も組織と歩調を合わせられる人である必要があるのです。
組織のトップ、グループのトップ、メンバーはやはりそれぞれのポジションでの資質があります。これは持って生まれたものではなくて組織に属しながら育てられていくものだと思うのです。それを育てていくのは組織であり、個人なのです。
人は、他の記事でも書いていますが、自分のイメージしたものにより近づいていく傾向があるので、その組織でどのような働きをすべきかどのようになっていきたいか、組織としてどのような働きをしていきたいかを明確にしておけば、それに近づけていくことができます。
組織は、いうまでもなく人間の集まりですから、いいことも悪いこともあると思います。それをどこまで認識し、どこまで受け入れどこから拒否をするかを考えるのも個人だと思っています。
個人の目標、組織の目標がより近づけた時、組織の力はより大きく働くことになるのだと思います。
いかが思いますか?