組織に所属するメリット

個人が活躍する時代になってきていると思うのは自分だけではないと思います。こんな時だからこそ、組織に属するということをしっかりと考えて見るのも良いのではないかと思いますので、今日は組織に属するということをメリット、デメリットも含めて考えてみたいと思います。

1.個人が活躍する時代?
テレビを見てみると個人で活躍されている方は結構いると思うんです。例を上げると例えば作家さんだったり、ビジネスオーナーさんだったり。また、スポーツでもフィギュアスケートとか水泳とか見ると個人で活躍されているように見えますよね。
でも、一旦距離をおいてみると一人で活躍できている人というのはなかなか少ないのではないでしょうか?

例えば、スポーツ選手。体のケアをするためにそれ専門の人に体を見てもらったり、例えばフォームとかを研究してもらう人と契約したりはたまたサッカーなど集団競技であれば、それぞれの人とのコミュニケーションを取りながら試合を進めたりしてます。

そういう意味では、個人で活躍しているというよりもチームで活躍している感じに近い気がしますね。
なぜでしょうか?

2.個人でできる範囲はどれだけか?
実は、個人でできる範囲というのは限られているんです。もちろん、あなたもご存知だと思います。何を当たり前なことをと言われるかもしれませんが、自分がどこに所属しているかということを意識しづらい環境にいるとなかなか見えてこない感覚ではないでしょうか?
例えば、会社なんかに所属していれば、チーム「会社」に所属し、自分のポジション・役割があるはずです。それを意識できている人もいると思いますが、できていない人もいるのではないでしょうか?
なぜなら、組織に属することは自分の中で個人としての考え方と組織としての考え方が存在し、どちらが強く出てくるかによって組織に属することを明確にできるかが変わってくるからです。
うまく成長できれば、組織に属しつつ自分というものを明確に持つことが可能になるのです。そして、先ほどのスポーツ選手のように自分の周りに自分をサポートしてもらえる環境を作ることも可能となります。

3.組織としての役割
ここまで来ると組織としての役割に目を向ける必要があることがわかるのではないでしょうか?なぜなら、それを理解しなければ自分が組織のどのような部分を担うのかがぼやけてしまい、うまく機能しなくなってしまう可能性があるからです。
この部分が組織をまとめる人が「うまくシステム化して構成する人にどのように組織の役割を伝えていく」かを考える部分となります。つまり、ビジョンを明確化して浸透させることにつながっていくのです。

このようにして組織の役割から組織内のシステム化、個人へと伝達していくことが重要になります。そして個人は個人として組織のビジョンを受け取り、キャッチし気づく必要があるのです。

ちなみに、個人でできることは少ないかもしれませんが、組織になった途端やれる範囲は大きく広がります。
それが、組織に属し、組織として存在するメリット、個人が組織に属するメリットとなります。

あなたはどのように感じますか?