組織の性格によって変わってくるリーダーシップ

現在サッカーW杯が行われていますが、いろいろなチームがあって面白いですね。試合で見られるのは本当に一部分だけだと思いますが、その中には明らかに組織としてどのように準備をしてどのように戦っていくかというものが存在しているわけですが、今回はここから組織の性格によるリーダーシップの違いを考えてみたいと思います。

<アジェンダ>
1.組織の性格を決めるもの
2.組織の中のリーダーシップ
3.組織の形

<内容>
1.組織の性格を決めるもの
組織には明らかに性格というものが存在します。それは構成するメンバーに性格があるのと同じです。なぜなら構成するメンバーが関係を持つことによって組織の雰囲気が変わります。それは日によっても変わります。メンバーの体調によっても微妙に変わってくる部分です。大方の性格は短い期間であればだいたい変わりません。しかし、徐々に変わってくることは間違いないことです。この連続性を理解しているかいないかでリーダーシップの仕方が大きく変わってくると思います。

サッカーW杯が始まる前に日本でも監督が変わりましたし、他の国でもそのようなことがありましたね。これは誰が悪いというのでもなく、その組織にうまくマッチすることができなかったという現れだと思います。監督のやり方、メンバーの感じ方それぞれありますから致し方ないことかと思います。

2.組織の中のリーダーシップ
そんな中で、組織にはいろいろな立場の中でリーダーシップというものが何種類か存在すると思うのです。例えば、監督のリーダーシップ。これは、組織全体の方向性を決めることになりそうです。そして、メンバーの中のリーダーのリーダーシップ。サッカーとか野球とかで言うところのキャプテンとかが該当しそうです。これはチームをまとめるのが役割です。そのため、監督とメンバーの橋渡し的な立場になります。そして、個人のリーダーシップ。自分を管理することも必要です。組織の中にはもうひとつリーダーシップがあります。影のリーダーシップ。表には出ないけれども組織、チーム、個人の進むべき道を知らない間に指し示すことができる人物。知らない間に方向が決まってしまうのはこのような役割の人がいるからです。

このようにたくさんのリーダーシップで組織は前に進みます。これがうまく機能すれば、今回のサッカーW杯のような結果が残せますし、悪くすると日大アメフト部のような感じになるでしょうか。

3.組織の形
組織の形は、いろいろありますが、基本的にはやはりピラミット型なのかもしれません。トップがいてリーダーがいてメンバーがいる。ただ、組織を性格づけるのは、組織の運営方法です。メンバーが自分で考え、自走していく組織なのか(ボトムアップ)、トップが方向を決めて先に立って物事を進めていくのか(トップダウン)。
どちらも良くもあり悪くもあります。その組織の成熟度によって運営が変わるとも言えます。
その時々で組織の運営を変えることでパフォーマンスを最大にすることを考えたほうが良いのかもしれません。

あなたは、どのように考えますか?

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