メンバーについて想像してみる

組織をマネジメントするには構成するメンバーの立場というものも想像できないとなかなか難しいのではないかと思います。そこで今日は、マネージャやリーダーではなく、メンバーとして組織に在籍した場合のことを想像してみることによって、どのようなスタイルで組織を率いて行ったらよりよくなるのかを考えてみたいと思います。

最初からマネージャやリーダーをしていた人はいるでしょうか?メンバーとして働いてからリーダーになった人はいますか?
人は誰でもその時々の役割を果たすために一生懸命で、周りのことに気を配ることができなくなることがありますよね。
そんな時は自分が周りの立場だったらという想像力を働かせてみるのはとても良いことです。
すべてがわかるわけではありませんが、それでも収穫は大きいと思います。

仕事終わりに仕事仲間とお酒を飲んでいろいろと愚痴をいったり励まし合ったり。そんなところにリーダーやマネージャはだいたいいないものです。逆に言うと愚痴の対象になったりすることが多いような気がしますね。なぜなんでしょうか?これはメンバーとリーダー、マネージャの視点の違いなのではないかと思っています。
マネージャやリーダーなど上に立つ人は全体を見なければいけませんが、メンバーはどちらかというと自分の仕事に集中する傾向があります。そうなるとそこに愚痴に繋がる思いが発生しアスクなると思うのです。もし、メンバーも全体を見る目を持っていたら組織全体にとってもとても良いことであると思います。

つまり、組織がうまく回っていない場合には、そのあたりの認識の齟齬が発生している可能性があることを疑ってみるのがいいのではないかと思うのです。
そこにコミュニケーションを織り込みながら、全体としてのよい行動を促していけたら良いと思いませんか?

今日は、メンバーの立場ということを考えてみました。自分がメンバーであった時も自分のことで精一杯だったことを思い出します。まるで子供のように。全体を見る立場になればそうも言えなくなることを上に立つことで理解しました。
そこをわかってあげるとメンバーとの関係もより良くなるような気がしますね。

あなたはいかが考えますか。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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